2009年12月30日水曜日

Windows7でMTU等を変更

 

年末のお掃除中ですが、ちょこっとbreak time.
コーヒーのみつつ、サボってたブログの更新です。

 

MTU (Maximum Transmission Unit)は、通信ネットワークにおいて、
一回の転送で送信できるデータの最大値を示す値です。

っとIT用語辞典に書いてあります。

普通にネットサーフィンを楽しむ方々にとっては縁のない単語ですし、
Developerにとっても、覚えてるだけで気にはしないものだと思います。

一番MTUを気にするのはネットゲーマーでしょうね。

微調整しないとタイミングが狂ってしまう!
なんて方々は、自己責任の下で参考にしてみてください。

 

Comfortable PCをはじめ、PCのパフォーマンスを微調整できるToolがあります。
これらを使用すれば、簡単に設定できる・・・はずでした。

実はWindows7 Ultimate (64bit)で試してみたところ、
どのToolを使用しても変更内容が反映されない!
という罠にはまってしまいました。
# 変更はできるように見えますが、Toolを起動しなおすと元に戻ってるんです

そこで・・・・

レジストリエディタで直接変更してみました。
どうやら、これなら変更内容が反映されるようです。

管理者権限に昇格したToolで変更が反映されないのに、
レジストリエディタなら変更が反映される。

ちょっと不思議ですが・・・
UACの所為で、権限は管理者でも変数の内容がユーザのもので、
ちゃんと変更されてないとかそんな理由なのかなぁ?

 

ってことで、変更するべき場所は以下の通りです。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\Tcpip\Parameters\Interfaces\{Interfaces-serial}\MTU
# {Interfaces-serial}はNICごとに違うので適切なものを選択

Ack延滞を変更する場合は、同じ場所の”TcpAckFrequency”の値を変更。
# 無い場合はDWORDで作成する (デフォルトでは存在しない)

 

RWINを変更する場合は、同じ場所の”TcpWindowSize”の値を変更。
ですが、Vista以降はRWINを自動調整するのでここの値は意味をもちませぬ。

TcpWindowSizeを有効にする場合は、cmd.exeを管理者権限で起動して、
netsh interface tcp set global autotuninglevel=disabled
って入力してください。

戻す場合は、
netsh interface tcp set global autotuninglevel=normal
です。

 

これらの調整により、通信のパフォーマンスを向上できるかと思いますが、
調整ミスにより、遅延やタイムアウトが頻発することもあります。

調整の際はいろいろと調べてみてくださいね。
ゲーム毎のMTUもどこかにのってるでしょう。

あーんど、あまりにServerに迷惑かけそうな設定も自重しましょう。
DoS攻撃みたいになっちゃったら大変。
# そんな頻繁に細かくアクセスしても速度落ちちゃいますし・・・

 

参考までに、
ModemのMTUは576。
ISDNのMTUは1000。
ADSLのMTUは1454。
EthernetのMTUは1500。

FTTH以降は、MTUよりRWINを調整するといいかも。

 

少しでも快適な環境を目指してみましょ。

2009年12月6日日曜日

openSUSE11.2にEclipse入れたのだけど・・・



openSUSE11.2をVGN-TZ90NS君にインストールしました。

ほんとはReleaseしたその日にDownloadしたので、
すぐさまブログに書こうと思っていたのに、すーっかり忘れてました。

milestone4で起こってたわけわからん不具合動作は、
Release版では治っているようで、今は快適です。


まだ得に特別なことはしてません。
色々遊んでて気になった点を見つけたらレポートしますね。

っということで、早速一つ目。


Pythonの開発環境を整えようと、EclipseをDownloadしてきました。
KDevelopでも良いのだけど、折角Eclipse少しずつ使い始めた分けだし・・・。

Downloadしたのは、 "Eclipse IDE for C/C++ Developers"
もちろんGalileoです。

まぁ、他のPC上でSetupした経験もありますので、すんなりと終わる!!
はずだったのですけどねぇ・・・。


Downloadして、展開して、機動もすんなり出来て、
"Install new software"で"http://pydev.org/updates"を追加して、
"Next"ボタンを押せば後は勝手に・・・・
ボタンを押せば・・・・
ボタン・・・

"Next"ボタンがクリック出来ない!!
orz

これはもーかなり焦りました。

だって、こんな簡単な手順で、間違いようが無いのに、
なんでかボタンがクリック出来ないんだもの。


散々悩んだ挙句に、なんとなくEnterを押したら、
次の画面に進んじゃいました!

( ゚д゚)ポカーン


どーやら、 "Install new software"の画面にある"Next"ボタンを
クリックすることが出来ないようなのです。

"Cancel"は出来るくせに。


とりあえず、キーボード操作をすれば、普通に動くのでスルーしてますが、
原因が何なのかは分かってません。

VMwareで動いてる、openSUSE11.1にも入れてみようかなぁ?
Eclipseが原因とはどうしても思えないです。




なんで、Pythonの開発環境を作ったかって?

前々から覚えたくて「みんなのPython」とか本も揃えたのに、
ぜーんぜん手を付けてなかったらとりあえず用意したのですw

別の目的もありますが、それは追々。




2009年12月1日火曜日

犯人はKDevelop

 

先日、aRtsの暴走で、

ということでESD (Enlightened Sound Daemon) が動いてて欲しいわけで、
aRtsが起動してる理由がサッパリ分かりませぬ。

なんて言ってましたが、犯人が分かりました。

私のような環境で作業するような人なんて、ほとんどいないでしょうから、
きっと困ってる人は少ないと思いますが・・・自分の為にメモ。

 

私がVMware上で使用してるOpenSUSE11.1のデスクトップはGNOME。
なのに、よくKDEの統合開発環境であるKDevelopを使用する。

実はこいつを起動するとKDEのサウンドサーバであるaRtsが起動するようなんです。

そして”何か”と競合してCPUを占有し始めるという。

 

まぁ・・・こんなあべこべなことをしている私が悪かったりもしますが、
これにはちょっとした理由があるのです。(いいわけもーど)

Anjutaのgrep機能が使いづらいんだ!!
Eclipseを私の作業PC上のVMwareで動かすと重いんだ!!
Kateを使いたかったのにどーしても起動してくれないんだ!!

ってことでKDevelopに行き着いたという。

うーん、色んなところで横着したのが原因かw

 

ちなみに、KDE4からaRtsではなくPhononになりました。

ってことで、私のようにあべこべな環境で開発するか、KDE3.5を使うかじゃないと、
aRtsとは出会えません。

今となっては(今じゃなくても)レアケースですね、きっと。

 

 

 

あれ・・・もしかしてサウンドをESDじゃなくてaRts使用するようにすれば、
普通に動いてくれそう??

やってみようかな。